夕張市長 鈴木直道の挑戦！破綻から現状まで

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夕張市長 鈴木直道の挑戦！新たな可能性を創造するまちへ


「ガイアの夜明け」が夕張市の破綻から現状、
そしてそれに挑む夕張市長 鈴木直道（31）さんに密着し、今夜放送されます。
破綻した街の再生に向けて、31歳という若さで市長となった鈴木さんがどう挑むのか？
夕張市の現状と戦い、今後のビジョンを見られると思うので、必ず見ようと思います


夕張市はなぜ破綻したのか？

そもそも、誰もが名前を知るほどの「夕張メロン」などの特産物がありながら、なぜ破綻したのか？
明治から昭和にかけて炭鉱地として栄えてきたそうです。
しかし、1960年代に燃料は石炭から石油へと移りっていきました。
炭鉱で栄えた鉱山は次々と閉山し、夕張市の人口も激減します。
人口流出を何とかくい止めるために、夕張市は観光市移行計画を実行します。
“炭鉱から観光へ”というキャッチフレーズで、スキー場やリゾート施設などを次々と
建設し、夕張市へ人とお金を集めようとします。
しかし、この観光事業は失敗に終わってしまいます…。


2007年1月26日に、夕張市が総務大臣に提出した財政再建計画案によると、
赤字額は約353億円に膨れ上がっていたそうです。
職員数の半減、給与削減などの行政のスリム化や各事業の見直し、
そして、市民税の引き上げなど様々な再建計画を実施します。
そして、足りない人手を東京都などの職員が派遣される形で支援します。
その時、東京都から派遣されてきた職員の中に、現市長の鈴木さんがいました


夕張市の破綻から現在まで

「web R25」で市長に当選される前の鈴木さんが夕張市の現状を語っています。
2007年からの3年間で約30億円の借金を返済してきたこと。
しかし、それには市側だけの負担ではなく、市民へのサービスを削った結果であること。
18年で借金を完済する計画でしたが、すでに2年の延長を決定していること。
また、破綻後に人口はさらに減少していること、特に若者の流出が止められないこと。


しかし、希望は捨てていないということも。

「街の雰囲気が全体的に暗いのが現状です。
まずは、市民の笑顔と活気を取り戻すことが先決。
次に、最も貧しい自治体である夕張と最も豊かな自治体である東京をつないで、
特産品である夕張メロンや長芋をPRすること。
また、“雪”を観光資源とし、“雪”を見ることができない中国やタイ、
インドの富裕層の人たちを招き入れたいと考えています。
夕張市を北海道で一番元気な地域にすれば、必ず夕張は再生すると思いますよ！」

市長になった鈴木直道の挑戦！

そして、ガイアの夜明けにて、市長になってからの挑戦が放送されるのです
市長選での鈴木さんの公約はおおまかに以下の通りです。

①安心の医療体制をつくります
②除雪などの生活負担を軽減します
③夕張を再生します
④夕張と東京をつなぎます
⑤元気な市役所をつくります
⑥その他

これらの公約が現状でどのような進行具合なのかなども公開しています。
⇒ 鈴木市長の政策公約進捗管理表【平成24年3月末現在】(PDF:680KB)


過疎化や高齢化など、夕張市だけではなく、日本の地方すべてが今後直面する問題です。
夕張は、財政破綻で注目されましたが、夕張市の再生は財政面だけではなく
過疎化や高齢化にどう対応していくのかにも掛かっています。
夕張市の再生は日本の再生に繋がるのかもしれません。


若い力と柔軟な発想、そしてそれを市民に理解してもらう誠実さと忍耐力。
夕張市長 鈴木直道さんと夕張市民の戦いをしっかりと目に焼き付けておきたいと思います。

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タグ：現状 破綻 鈴木直道 夕張市長